マン・U新監督アモリムが新たな挑戦へ「歴史の重荷を感じるわけではない。いるべき場所にいるという感覚」
マンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任したルベン・アモリム監督は、「クラブの歴史に縛られない」と思いを口にしている。 現役時代はベンフィカを中心に活躍し、ポルトガル代表としても2010年に南アフリカで開催されたワールドカップに出場したアモリム監督。現役引退後は指導者の道へと進み、ブラガやスポルティングの監督を歴任した後、今回、マンチェスター・Uと2年半の契約で就任することが決まった。 11月14日にマンチェスターへと到着したアモリム監督とスタッフは、ビザの申請を待っている状態で正式な業務開始前の段階にある。ただ、アモリム監督は11月24日のプレミアリーグ第11節イプスウィッチ・タウンとの初戦に向け、新たな挑戦に落ち着いた気持ちでいると『MANCHESTER UNITED TV』で述べている。 「私はとてもリラックスしているよ。たぶん試合当日ではないからかもしれないね。試合の時は、私は別人になるんだ。でも、歴史の重荷を感じるわけではない。本当に興奮しているし、かなりリラックスしている。私がいるべき場所にいるという感覚だよ」 スポルティングではリーグ優勝2回という成功を収めたアモリム監督は、11年間プレミアリーグ制覇から遠ざかっているマンチェスター・Uの復権を目指すことになる。「歴史を感じることができる。マンチェスター・ユナイテッドの監督になれるのはすばらしいことで、誇りに思うよ」と語り、今回の挑戦を楽しみにしていることを明かしている。