青森3決は延長戦で4ゴールが生まれる激闘!三本木農恵拓がPK戦で八戸学院光星を下す
6月3日、令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選の3位決定戦がカクヒログループアスレチックスタジアム(天然芝)で行われ、三本木農恵拓が八戸学院光星を2-2(PK:7-6)で下した。 【フォトギャラリー】三本木農恵拓 vs 八戸学院光星 互いに少ない決定機を活かせず、スコアレスのまま前後半を終えた試合はここから怒涛の展開をみせる。 まずは延長前半7分、三本木農恵拓がMF10山根大河(3年)のFKにDF3立崎巧晃(3年)が頭で合わせ先制ゴール。対する八戸学院光星も延長後半6分にMF7泉冬馬(2年)のゴールで同点に追いつく。 1-1の振り出しに戻った2分後、今度は三本木農恵拓がカウンターから山根がゴールネットを揺らし再び突き放す。これで決着かと思われたが、まだ終わらない。延長後半終了間際のラストプレー、八戸学院光星は左からのクロスをMF10鳴海龍之介(3年)が右足で突き刺す。鳴海の土壇場同点弾で八戸学院光星が追いつき、延長戦は2-2で終了。決着はPK戦へと持ち越された。 両チームはPK戦でも譲らず、互いに6人が連続成功。先攻の八戸学院光星が7人目で失敗したのに対し、後攻の三本木農恵拓は成功。PK戦を7-6で制した三本木農恵拓が3位となり、東北高校サッカー大会への出場権を獲得した。 (文・写真=古部亮)