警視庁のマスコットキャラクターとしてお馴染みの「ピーポくん」。これまで、ぬいぐるみの製造が職人の高齢化でストップしていましたが、新たなデザインとなって再開されることがわかりました。 「はじめまして。ぼく、警視庁のシンボルマスコット、ピーポくんです」 「親しまれ、信頼される警視庁」をテーマに、1987年に誕生したマスコットキャラクター「ピーポくん」。 代表的なグッズとして販売されていたのがぬいぐるみですが、今年3月、これまで製造していた工場の職人の高齢化を理由に製造が止まっていました。 その後、警視庁が検討を重ねた結果、新たなデザインとなって製造が再開されることがわかりました。 新たな製造会社「メディコプレス」 高橋雪乃さん 「ピーポくんは長い歴史のあるぬいぐるみなので、元々のぬいぐるみのイメージを崩さないように、よりかわいくできるように努力しました」 新たに製造を任されたのは、東京・葛飾区のぬいぐるみ製造会社。担当する社員は、以前から“ピーポくんのファン”だといいます。 新たな製造会社「メディコプレス」 高橋雪乃さん 「個人的にはこの頬の膨らみがピーポくんのかわいいポイントだと思う」 新しいぬいぐるみは、頬の膨らみが前のものより丸みを帯びているのが特徴です。国産の生地を使い、山形県内の工場で職人が一つ一つ手作りするのだそう。 警視庁職員互助組合は、来年4月の販売を目指すとしています。