【速報 ブエルタ・ア・エスパーニャ2024】マクナルティが12kmの個人TTを制しマイヨ・ロホ獲得/第1ステージ
個人総合順位 1 ブランドン・マクナルティ(アメリカ/UAEチームエミレーツ)in 12' 35'' 2 マティアス・ヴァチェク(チェコ/リドル・トレック)+ 00' 02'' 3 ワウト・ファンアールト(ベルギー/ヴィスマ・リースアバイク)+ 00' 03'' 4 シュテファン・キュング(スイス/グルパマ・FDJ)+ 00' 06'' 5 エドアルド・アッフィニ(イタリア/ヴィスマ・リースアバイク)+ 00' 08'' 6 ジョシュア・ターリング(イギリス/イネオス・グレナディアーズ),, 7 マウロ・シュミット(スイス/ジェイコ・アルウラー)+ 00' 16'' 8 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア/レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)+ 00' 17'' 9 ブリュノ・アルミライユ(フランス/デカトロン・AG2Rラモンディアル)+ 00' 18'' 10 ジョアン・アルメイダ(ポルトガル/UAEチームエミレーツ)+ 00' 19''
ポイント賞 1 ブランドン・マクナルティ(アメリカ/UAEチームエミレーツ)20 Pts 2 マティアス・ヴァチェク(チェコ/リドル・トレック)17 Pts 3 ワウト・ファンアールト(ベルギー/ヴィスマ・リースアバイク)15 Pts
ヤングライダー賞 1 マティアス・ヴァチェク(チェコ/リドル・トレック)in 12' 37'' 2 ジョシュア・ターリング(イギリス/イネオス・グレナディアーズ)+ 00' 06'' 3 マウロ・シュミット(スイス/ジェイコ・アルウラー)+ 00' 14''
チーム総合順位 1 UAEチームエミレーツ(アラブ首長国連邦)in 38' 28'' 2 リドル・トレック(アメリカ)+ 00' 12'' 3 ヴィスマ・リースアバイク(オランダ)+ 00' 13''
8月18日(日) 第2ステージ カスカイス > オウレン 194 km(丘陵) 集団スプリントフィニッシュ予定 大会最初のラインステージは、俊足たちの脚の見せどころ。全てが順調に進めば、集団スプリントフィニッシュが予定されている。もちろんブエルタは今年も山だらけで、今ステージも例外ではなく、ひたすら細かい起伏に満ちている。 ポルトガルで過ごす2日目。大西洋岸からスタートすると、たったの3kmで、今大会最初の山岳入口へと到着だ。小さな4級山岳(登坂距離5.7km、平均勾配4.6%)には過ぎないが、今大会1枚目の山岳ジャージを目指して、元気な数人が飛び出していくに違いない。 コース半ばでアルメイダの生まれ故郷を通過しつつ……残り19km地点には、今区間2つ目の4級(7.1km、3.3%)が待ち構えている。逃げ集団は絶対にここまで粘りたいはずだし、スプリンターチームは、この日最後の難関を無難に乗り越えねばならない。この山を終えれば、もはや上りは「ほぼ」存在しない。ただステージのラスト1.5kmは、ほんのわずかながら、道は上っているのだけれど。 むしろ選手たちが恐れるのは、グランツール序盤特有のナーバスな雰囲気と、ステージ最終盤に待ち構えるロータリー群。特に3週間後のマイヨ・ロホを狙う総合エース勢は、気を引き締めてかからねばならない。幸いにも落車やメカトラによる「救済ゾーン」が、今区間は通常の3kmから4kmに延長された。プロトンは大急ぎで、しかしほんの少し余裕を持って、フィニッシュへと突進することができそうだ。
ステージ詳細テキスト:宮本あさか
J SPORTS 編集部
【関連記事】
- マルク・ヒルシがアラフィリップとの一騎打ちを制して初優勝! 3シーズン過ごしたチームへ、置き土産とするバスクタイトル【Cycle*2024 クラシカ・サンセバスティアン:レビュー】
- ウィメンズプロトンのオールスター! オランダ開幕、最終決戦はラルプ・デュエズ フォレリングの2連覇はあるか!?【Cycle*2024 ツール・ド・フランス ファム:プレビュー】
- パリ五輪明けUCIワールドツアー再開 新城幸也参戦のバスクレース、新コース採用でフィニッシュ前7kmに待つ27%の激坂が勝負の行方を左右する【Cycle*2024 クラシカ・サンセバスティアン:プレビュー】
- 【ブエルタ・ア・エスパーニャ2024 コースプレビュー】“クライマーズ・ブエルタ”健在 平坦ステージはわずか1つ、個人タイムトライアル2ステージが組み込まれ総合力が試される3週間に
- “白夜の太陽”を輝かせたウノエックスモビリティ マグナス・コルトはガールフレンドに捧ぐ個人総合優勝【Cycle*2024 アークティックレース・オブ・ノルウェー:レビュー】