史上最多のメダル獲得!パリ五輪閉幕【1/40000秒の世界】大接戦に決着をつけた最新機器
17日間にわたって開催されたパリ 2024 オリンピックが閉幕した。日本は史上最多、世界では3位のメダル獲得数という大健闘。連日メダル獲得のニュースに心躍った方も多いのではないだろうか。 【画像】オメガの腕時計を着用してレースに臨んだ金メダリスト、ノア・ライルズ選手
オリンピックの後半戦で話題になったのが、史上稀に見るハイレベルな争いとなった男子100m走だ。日本代表のサニブラウン アブデルハキーム選手が準決勝で9秒台を記録するも、決勝進出とはならず。9秒台でも決勝に勝ち上がることができなかったというのは、今大会が初めてだという。 そんなハイレベルな争いは決勝戦でも繰り広げられた。1、2着になったノア・ライルズ選手(アメリカ代表)とトンプソン選手(ジャマイカ代表)が同タイムでゴールし、写真判定に。その際に使用されたのが、今大会から導入されたオメガの最新版フォトフィニッシュカメラ“スキャン オー ビジョン アルティメート”だ。従来のフォトフィニッシュカメラでは、1秒間に1万枚記録することが可能だったが、最新版では最大4万枚のデジタル画像を記録することが可能になった。動きの一瞬をとらえる高速カメラとは異なり、ゴール地点で一定時間内に起きたことを記録し続け、多くの“時間のスライス”を取得する。 このカメラを用いて記録された今回のレースで、最終的に勝利したのがノア・ライルズ選手だった。同選手はオメガの公式アンバサダーでもあり、レース本番でもオメガの腕時計を着用している。
文◎Watch LIFE NEWS編集部