お互い27歳独身で「同じ給料」なのに、同僚は半年に1度旅行に行っています。いつも生活がギリギリの私と何が違うのでしょうか?
食費や交際費、趣味などにお金を使っていると、いくらあっても足りないと思うでしょう。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる? なかなか貯金が増えず、ギリギリの生活が続くと「もう少し給料が上がれば」「転職を考えるべきか」などと悩むこともあるかもしれません。 しかしお互い27歳独身で同じ給料なのに、半年に一度旅行を楽しむほどお金に余裕がある同僚がいると、いつも生活がギリギリの自分と何が違うのか知りたいでしょう。 そこで今回は、同じ年収でも生活のゆとりが変わるのはなぜかについて調べました。ギリギリの生活から脱出する方法もご紹介しますので参考にしてみてください。
同じ年収でも生活のゆとりが変わるのはなぜ?
同い年で同じ給料でも、お金の使い方によって生活のゆとりは変わります。お金の使い方はさまざまですが、以下のようなケースでは生活がギリギリになる可能性が高くなるでしょう。 ・外食が多い ・友達と飲みに行く機会が多い ・欲しい服やかばんは我慢しないで買う 支出の把握や管理ができておらず、出費の多い生活をしていれば、毎月の生活はギリギリになってしまいます。 一方で上手に節約しながら生活をして、「半年に1度旅行に行く」「たまには仲のいい友人とぜいたくなディナーを楽しむ」など、ゆとりのある生活を楽しんでいる方もいるようです。
まずは収支の把握から! 27歳独身の平均年収・平均支出
ギリギリの生活から脱するためには、まず自身の収支を把握する必要があります。27歳独身の平均的な支出については、総務省統計局の「家計調査 家計収支編」(調査年2023年)を参考にできるでしょう。 この調査によると、単身勤労者世帯34歳以下の勤め先収入は32万8252円、消費支出は16万7633円で詳細は以下の通りです。 ・食料:3万8668円 ・住居:3万5391円 ・光熱・水道:9821円 ・家具・家事用品:4224円 ・被服及び履物:5676円 ・保健医療:4680円 ・交通・通信:2万1646円 ・教育:9円 ・教養娯楽:2万3297円 ・その他の消費支出:2万4222円 平均支出を参考にしつつ、自身の収支で見直せるところはないか考えてみるといいでしょう。