フジロック“奇跡のドラマー”ワタルが登場! The Killersとのステージ上での裏話を明かす
“奇跡のドラマー”こと、Napeのワタルが「FUJI ROCK FESTIVAL '24」でのパフォーマンスを振り返った。 ワタルが登場したのは、J-WAVEで放送中の『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann)のワンコーナー「RADIO ENSEMBLE」。アーティストがスタジオに生出演し、トークと共にオススメの楽曲をセレクトする。ここでは7月29日(月)の内容をテキストで紹介する。
The Killersのライブに飛び入り参加の「奇跡のドラマー」
20年ぶりにフジロックに登場したThe Killers。“奇跡のドラマー”ことワタルは最前列で「ドラムさせて」と書いたプラカードを持って参戦していたところ、ボーカルのBrandon Flowersが気づきワタルをステージに上げた。ワタルは『For Reasons Unknown』という曲でドラムを演奏することになり、最高のパフォーマンスを見せたという。 そんなワタルに番組スタッフがアポイントをとり、生電話でのインタビューが実現。番組ではまず、ワタルがフジロックで演奏したバージョンの『For Reasons Unknown』をオンエアした。 Celeina:感動をありがとうございます! タカノ:もうヒーローですよ。 ワタル:とんでもないです。The Killersが僕を盛り上げていい感じにしてくれました。 タカノ:Xでもみなさんすごく盛り上がっています。ワタルさんは叩く気満々で最初からプラカードを持参したということですよね。 ワタル:当日に関してはそうですけど、準備する段階ではけっこう迷っていて。ショーを私物化することにもつながるんじゃないかという危機感は、自分のなかにもあって、葛藤していました。だけど友だちとかに背中を押してもらいました。ファンアカウントの人に相談させていただいて「ぜひやってほしい」と言われたりしたので「それだったらやるしかないな」と思いやりました。 Celeina:The Killersにもフジロックにもお客様にもリスペクトをすごく感じます。The Killersのライブでは『For Reasons Unknown』のドラムを観客のなかから1人に叩かせるのが、定番のパフォーマンスになっているんですよね。 ワタル:普段『For Reasons Unknown』をやることもやらないこともけっこうあるのですが、プラカード的なものが出ているときはそこからドラマーを1人上げて、海外ではわりと普通にやっている演出だと思います。 タカノ:実際にグリーンステージに立ってみて、景色とかも含めてどうでしたか? ワタル:自分はもう叩くのをミスらないことに意識がいっていたので(笑)。あまりそこは感じなかったんですが、グリーンが埋まっていて奥のほうまで満員でした。「こういう景色を日本で実現できるんだ」というのを感じられたのはすごくうれしかったです。 タカノ:「叩くのに夢中で」とおっしゃっていましたが、完ぺきな演奏でした。ブレイクとかもバッチリですごかったです。 タカノ:ミスれないので(笑)。 Celeina:ミスれない一心で(笑)。