元日本代表FW豊田陽平が現役引退! 鳥栖クラブスタッフ就任へ「故郷のクラブで選手生活を終えられること、とても有り難く感じております」
ツエーゲン金沢は9日、元日本代表FW豊田陽平(39)が2024シーズンをもって現役を引退することになったと発表した。また、同日にサガン鳥栖が豊田のクラブスタッフ就任を発表。役職等については、後日改めて伝えるという。 【写真】日本代表FWとモデル妻がパリ観光「可愛すぎ」「小松菜奈ちゃんとのツーショいいな」 石川県出身の豊田は、星稜高卒業後の04年に名古屋グランパスでプロ生活をスタート。その後、モンテディオ山形、京都サンガF.C.、鳥栖、蔚山現代FC、栃木SCを渡り歩き、22年に地元の金沢に加入した。 金沢では昨季J3リーグ2試合に出場。現役引退に際し、クラブを通じて次のように感謝を伝えている。 「新年あけましておめでとうございます。新たな年を迎え、無事に年を越せたことを心より喜び申し上げるとともに、被災された皆さまが一日でも早く復旧・復興され、未来が開ける一年になりますことを、心からお祈り申し上げます。また、冬となり被災地での救援、支援活動に全力であたり続けておられる方々に、敬意を表しますとともに、皆さまの安全をお祈り申し上げます。 この度、豊田陽平は2024シーズンをもちまして引退いたします。3年前、念願であった地元クラブに加入させていただき36歳のいい大人が心弾み大好きな石川県に恩返しを。と意気込んだこと、昨日のことのように覚えています。現在でもその気持ちに変わりはありません。それはどんなに雨が降ろうと雪で寒かろうと、試合に出れなくとも、この地で生まれ、育った石川県人としてふるさと石川を愛しているからにほかなりません。 そんな故郷のクラブで選手生活を終えられること、とても有り難く感じております。それもツエーゲン金沢が誕生からこれまで、沢山の方々が紡ぎ繋いでこられた歴史があるからであり、この地にプロサッカークラブを!とご尽力された先人の方々のおかげであります。この場をお借りして感謝を伝えさせてください。ありがとうございました。 また、この3年間大した成果もあげていないにも関わらず、期待し応援していただいたファン、サポーターの皆さま、ご支援ご協力いただいた企業、自治体、関係者の皆さま、大変お世話になりました。心からの感謝をお伝えします。本当にありがとうございました。 今後につきましては、サガン鳥栖で新たなチャレンジをすることを決断いたしました。詳細につきましては、後日ご報告させていただきます。改めて人生の一部となっていただけたツエーゲン金沢さまに感謝申し上げます。ありがとうございました」 以下、クラブ発表プロフィール ●FW豊田陽平 (とよだ・ようへい) ■生年月日 1985年4月11日(39歳) ■出身地 石川県小松市 ■身長/体重 185㎝/79kg ■代表歴 2006年:U-21日本代表 2008年:U-23日本代表(北京五輪出場) 2013年~2015年:日本代表 ■出場歴 J1リーグ:301試合98得点 J2リーグ:197試合64得点 J3リーグ:2試合 カップ戦:31試合4得点 ■経歴 FC小松-星稜高-名古屋-山形-名古屋-山形-名古屋-京都-鳥栖-京都-鳥栖-京都-鳥栖-蔚山現代(韓国)-鳥栖-栃木-金沢