2024年上半期オープン 今すぐ行きたい「シン・商業施設」〈麻布台ヒルズマーケット、チームラボボーダレス、WILDBEACH新宿〉
2024年もまもなく半年が過ぎる。東京は折からの再開発で、新たな商業施設やスポットのオープンが相次いでいる。そこで「TOKYO HEADLINE」編集部が、上半期にオープンした注目の施設やスポットの見どころをまとめた。 【写真】麻布台ヒルズ「チームラボボーダレス」の “境界のないアート群”
日本の食を世界に発信!フードマーケット「麻布台ヒルズマーケット」
港区の大規模複合施設「麻布台ヒルズ」ガーデンプラザC 1階・地下1階には、3月21日にフードマーケット「麻布台ヒルズマーケット」がオープンした。 暮らしの基盤で日本が世界に誇る文化でもある「食」を守り、発展させていきたいという思いのもとに、約1200坪のエリアの中に34店舗の専門店を集めている。 豊洲市場を代表する鮪・鮮魚の仲卸による鮮魚店「麻布台 やま幸鮮魚店」や、注文の度に生ハムやサラミをスライスするチーズ・生ハム専門店「フィオールディマーゾ」。
精肉卸「ヤザワミート」が手掛け、ハンバーグやステーキなど行列店の味が一堂に会する「パーラー矢澤」では、イートインで大人のお子様ランチ「パーラー矢澤プレート」を提供。ミシュラン一つ星焼き鳥店「鳥しき」初のテイクアウト店「麻布台 鳥しき」は、ここでしか食べられない「壺たれチキン」などの惣菜を販売する。 ミシュランビブグルマン「Ata」の掛川哲司シェフ初の旬菜惣菜店「アタ 旬菜惣菜店」では、温めて盛りつけるだけで楽しめるテイクアウトメニュー “お持たせデリ” をラインアップ。パンの世界大会で日本人初の2度の総合優勝を果たした大澤秀一シェフ率いる「コム・ン トウキョウ」は、食パンや惣菜パン、創作系パン、サンドウィッチまで約100種類のパンが並ぶ。 創業120年の墨田区の老舗米店による「お米とごはん 隅田屋」、1953年の創業以来、餃子のみを提供する専門店「亀戸ぎょうざ」も商業施設に初出店。さらに、マーケット内にはレストランとして鮨「鮨さいとう」と焼き鳥「鳥おか」の2店舗を併設する。
お台場から麻布台ヒルズへ境界なく連続する「チームラボボーダレス」
「麻布台ヒルズ」ガーデンプラザB 地下1階に、お台場から移転した「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」がオープン。 新しいチームラボボーダレスでは、チームラボの50以上のアート作品が展示室から出て移動し、それぞれが複雑に関係し合い、刻々と変化し続けながら “境界なく連続する1つの世界” を創造する。1つの展示室に1つの作品ではなく、さまざまな作品が館内を移動しながら展示。