「信じられない瞬間だった」 レイカーズのレブロン・ジェームズが息子ブロニーのNBA初得点を振り返る
日本時間10月31日(現地30日)、ロサンゼルス・レイカーズは敵地でクリーブランド・キャバリアーズと対戦した。この試合ではレイカーズの新人ブロニー・ジェームズが途中出場。第4クォーター終盤でステップバックジャンパーを沈め、レギュラーシーズンで初得点を記録した。 レイカーズにとってはアウェイながら、クリーブランドのファンは大盛り上がり。かつてレブロンがキャバリアーズに在籍していたこともあって、幼少期をこの地で過ごしたブロニーにとっては“地元”なのだ。そうした事情もあって、クリーブランドのファンも大いに沸いたのである。 レイカーズは110-134で敗れたものの、レブロンは息子のキャリア初得点をクリーブランドで達成したことを喜んだ。 「ここからそう遠くない場所で育ったこのアリーナで、初めてNBAで得点を挙げる場面を観られた。信じられないような瞬間だったよ。彼にとってもそうだし、家族にとってもそうだ。その一部になれて本当にクールだね」 風邪に悩まされていたレブロンだったが、地元ファンに息子が迎え入れられたことについて、「世界で一番素晴らしいこと」と振り返っている。 キャバリアーズがレイカーズに対してリードを広げるなか、クリーブランドのファンは「We want Bronny!」コールでブロニーの出場を促した。その後ブロニーがコートに立つと、ボールを持つたびにアリーナが湧いたのだった。 そうしたなかでのプレイについて、ブロニー自身は「本当に凄かったよ。予想していたよりもずっとね。いい瞬間だった。チャントには本当にやられたよ。僕は真剣な顔をしていたけど、ファンからの愛を感じたしとてもいい気分だった」と振り返った。 なお、キャバリアーズのケニー・アトキンソンHC(ヘッドコーチ)は、「息子と裏庭で遊ぶのは楽しいもの。それをNBAのコートでやるなんて美しい話だよ。祝福すべきだと思うね」と、史上初の親子プレイヤーについて称賛を送った。
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