【江戸川ボート にっぽん未来プロジェクト競走 優勝戦】出畑孝典が絶好枠 スタートは覚悟を決めて
ボートレース江戸川の「にっぽん未来プロジェクト競走in江戸川」は最終日、優勝戦を迎える。 予選トップ通過の出畑孝典が準優12Rを制して、優勝戦の絶好枠を獲得した。 タッグを組む30号機は伸び寄りの仕上がり。安定板が着かなければターン回りも問題ない。 「今節は初日から江戸川の神様が付いてくれている」。4カドでコンマ43と立ち遅れた初戦を差しで勝利。準優12Rは末永に先行されたが、2周2Mで末永の艇が暴れたところを差して逆転勝利と、レース展開が抜群にツイている。 課題のスタートが互角なら先マイが有力。逃げ切って今年3回目の優勝を飾る。 逆転候補は末永。ダッシュからの伸びはここに入っても上位。準優同様に伸びが生きるカドから質の高いスタートが決まると一撃も可能だ。逆に末永が不発だと実戦足抜群の水谷、先に攻める小坂で連下を争う。 <1>出畑孝典 伸びはまずまずだが、安定板が着くと舟の向きが良くない。インなので二の足を考えて調整したい。スタートは覚悟を決めて行くしかない。 <2>水谷理人 行き足にターン出口の足が良く回りやすい。準優は回し気味で回転を余していたし、直線の部分には伸びしろがある。 <3>小坂尚哉 準優は展示タイムが出た。直線は悪くないし一瞬は鈍いがカカリは良くなった。抜けた人がいないし、いい方だと思う。 <4>末永祐輝 ボートが換わって伸びが来た。準優も出ていったし、僕より伸びる人は多分いない。 <5>土井歩夢 伸びは同じ人が結構いるが、回ってからと行き足はいい。トップ級。スローよりダッシュの方があると思っている。 <6>古賀繁輝 足は全体にいい。スリット足がいいしグリップもする。準優のスタートはバッチリだった。