MF町田也真人の大分退団が決定「トリサポのみんな…大好きだよ!! 最高の5年間でした!」
大分トリニータは18日、MF町田也真人との契約満了を発表した。 1989年12月19日生まれの町田は現在34歳。確かなテクニックと豊富な運動量…身長166cmと小柄ながらピッチに立てば、誰よりも存在感を放つ“走れるテクニシャン”は、2012年に専修大学からジェフユナイテッド千葉に入団した後、主力に定着。2016シーズンにチームトップスコアラーに、2017シーズンからは背番号『10』を背負い、チームを牽引した。 2019年にはプロキャリア初となる移籍を決断すると、松本山雅FCでの1年間のプレーを経て、2020年に大分トリニータに加入。翌2021シーズンは、J1リーグ降格の憂き目に遭ったチームの中で、同リーグ戦32試合に出場し8得点と気を吐き、また惜しくも敗れた天皇杯決勝戦でも、スタメン出場で際立ったパフォーマンスを見せていた。しかしその後は、プロキャリアを通じて悩まされてきた度重なるケガにより、満足いくプレータイムは確保できず。今シーズンは、J2リーグで3試合の出場にとどまっていた。 契約満了に伴い、クラブ退団が発表された町田。5年間に渡って在籍した大分トリニータに対して、同選手はクラブ公式サイトにてコメントを残している。 「大分トリニータに関わる全ての皆様へ 日頃より大分トリニータを支えて頂き、本当にありがとうございます。今シーズンを持って、トリニータを退団することとなりました。トリニータをJ1に戻す。この一心で、ここ数年は、1番最初に契約更新の発表をさせてもらってきました。それを達成出来ないままこの様な形でチームを去ることが何より心残りです。色々な思い出がありますが、あの天皇杯は優勝したかった。でも、その時の国立のピッチの上は、僕のサッカー人生で大きな財産の1つです」 「今年においては、ピッチになかなか立てず、悔しく情けない1年でした。復帰となった藤枝戦で僕が出場する際の拍手や歓声は、僕に勇気と自信を与えてくれて笑顔でピッチに入ることが出来ました。それと共に、まだまだトリニータの一員としてピッチに立ち続けたいと思えた瞬間でした。その復帰時のTikTokの動画を見るとうるうるしてしまいます。あれから『おかえり』という歌が大好きです。最高の声援をくれた皆様、動画を作ってくれた方、本当にありがとうございました」 「いつも多くのサポーターが8番のユニホームやタオル、ゲーフラを掲げてくれ、勝っても負けてもその方々に手を振るのが試合後の喜びで、僕の原動力になっていました! 本当に感謝しかありません。ありがとうございます。最終節の仙台戦終了後、ロッカールームに引き上げる際になぜか僕のチャントを歌ってくれましたね。『来年も頼むぞ』と言うメッセージだった様に感じ、胸が熱くなりました。ただそれに応えることが出来なくなってしまったことが申し訳なく、そして寂しいです。こんな自分を最後まで応援してくれて、トリサポの皆様には感謝してもしきれないです。僕がここまでトリニータでプレーさせてもらえたのも、西山GMのおかげだと思ってます。この場を借りてお礼を伝えさせて下さい。本当にありがとうございました」 「長くなりましたが、トリニータを支えてくれている皆様、『一生トリニータを宜しくお願い致します』僕自身今後のことはまだ決まっていませんが、プレーを続けたいと思ってます。違うチームに行っても応援してね!! 最後に…トリサポのみんな…大好きだよ!! 最高の5年間でした! 本当に本当に、ありがとうございました」
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