「100均グッズ」で暖房費を14,000円減らす節約技14 12月からガス・電気値上がり
ほかにも、廊下からの隙間風にも気を配る必要があるという。 「100円ショップにも隙間風防止グッズがそろっていますが、クッションや緩衝材などでも十分に代用可能。隙間風が入り込む場所を見つけ出し、それに合ったオリジナルの隙間風防止グッズを作ってみてもいいですよ」 ■隙間風防止にはタピオカストローがつかえる! そこで本誌記者も、廊下から入り込むドア下の隙間風を防ぐために、口径が太いタピオカ用ストロー(30本入り100円)をテープでつなぎ合わせてカバー。廊下からの冷気を防ぐことに成功した。 「暖房費を抑えるもう一つのコツは、暖める範囲を狭くすることです。石油やガスのファンヒーター使用時は定期的な換気が必要ですが、基本的には部屋のふすまやドアは閉めておきましょう。 リビングに接した隣室や廊下の間にドアがなければ、100円ショップのシャワーカーテンと伸縮式の突っ張り棒などを組み合わせて、即席の仕切りを作ってもいいでしょう」 暖房だけではなく、体感温度をアップすることも当然大切だ。 「家事の邪魔になったり、不快になったりしない程度に、首や足首などを覆うような暖かい服装を心がけましょう。100円で買える防寒グッズは、安価でも重宝するはずです。 湿度計も必須アイテム。40~60%を目安に湿度をキープしておくと体感温度も高くなり、必要以上に暖房をつけなくても済むようになりますよ」 ちなみに暖房器具の稼働時間を1日1時間減らすと、エアコンではひと冬1,310円、ガスファンヒーターで2,470円、石油ファンヒーターで1,960円も節約できる。 「冬場に入る機会が増えるお風呂も、節約ポイントがあります。家族同士、なるべく時間を空けずに入ることが大事。2時間放置して、湯温が4.5度低下した湯船のお湯(200ml)を毎日追い焚きした場合、年6,190円もムダになってしまいます。 ふたに加えて、レジャー用のアルミシートをお風呂で使えば、お湯の熱を逃さず風呂温度をキープ。ひと冬2千円を浮かすことができます」 冬の電気&ガス代の節約ワザをすべて実践できれば、なんとひと冬で14,713円もおトクに。100均グッズの合計代金は約2,000円なので、光熱費の値上げの冬を過ごしても、しっかりおつりがくる金額だ。賢くかつ楽しみながら節約生活を実践して、冬の寒さ&値上げを乗り切ろう!