【写真：Getty Images】

　サッカー日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスは現地時間30日、カラバオカップ（EFLカップ）4回戦でアストン・ビラと対戦し、2-1で勝利を収めた。イギリスメディア『BBC』は31日、この試合で決勝ゴールを決めた鎌田について報じている。　 【写真】クリスタル・パレス、最新年俸ランキング 　プレミアリーグでは第9節のトッテナム・ホットスパー戦でようやくリーグ初勝利を飾ったチームにおいて、現地メディアから批判に晒されることもあった鎌田。この試合では17分からピッチに立つと、自身のミスから失点を招いたが、60分に決勝ゴールとなるチーム2点目を挙げ、チームを勝利に導いた。 　同メディアは「鎌田のこの決勝ゴールが、クリスタル・パレスでの彼の活躍のきっかけとなるかもしれない」と題した記事を掲載。その中で「鎌田はクリスタル・パレスに入団して以来、良いことも悪いことも経験している」と綴り、「鎌田自身やサポーターが望んでいるように、物事はうまくは進んでいない。非常に優れたテクニックを持っているが、プレミアリーグのフィジカル面での対応に苦戦しているように見えることもある。また、チーム内での定位置を見つけられず、10番や6番として起用されてきた」と今夏に加入した鎌田のこれまでのパフォーマンスについて記した。 　それでも「エベレチ・エゼとアダム・ウォートンは、ともに足を引きずってこの試合を終えた。イーグルスは、土曜日にウルヴァーハンプトン・ワンダラーズとの大事な試合を控えている。この2人のうちどちらかが欠場すれば、鎌田にとっては出場する大きなチャンスとなり、彼が望むようなパレスでのキャリアをスタートできるかもしれない」と今回のゴールをきっかけに、今後の鎌田のパフォーマンスが向上する見込みがあると、『BBC』は見解を示している。