ウォール街大手グッゲンハイム、2000万ドルのコマーシャルペーパーをイーサリアム上でトークン化
最高ランクの信用格付けを獲得
同コマーシャルペーパーは、大手格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービス(Moody’s Investors Service)によって、このような商品としては最高の信用格付けである「P-1」と評価された。コマーシャルペーパーは、企業が発行する短期(1年未満、通常は30日)の無担保債券だ。 AUM(運用資産残高)が3000億ドル(約43兆5000億円)という途方もない規模を誇るグッゲンハイムにとって、RWAは新たな方向性だが、この世界的な投資会社は以前にも暗号資産エコシステムに参加していた。 グッゲンハイムのマクロ・オポチュニティーズ・ファンド(Macro Opportunities Fund)は、何年もの間、ETF(上場投資信託)転換前のグレイスケール・ビットコイン・トラスト(Greyscale Bitcoin Trust:GBTC)への最大10%のエクスポージャーを得ることを許可されてきた。GBTCは今年1月、ビットコイン(BTC)現物ETFに転換された。 |翻訳・編集:廣瀬優香|画像:Library of Congress|原文:Wall Street Titan Guggenheim Tokenizes $20M of Commercial Paper on Ethereum
CoinDesk Japan 編集部