ふかわりょう 初挑戦のR-1は“あるあるネタ”でいく?に「いろいろ試してるんです」も「出発点は…」
お笑いタレントふかわりょう(50)が2日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)に生出演。芸歴30年目にして初めて出場を決めたピン芸日本一を決める「R-1グランプリ2025」でのネタについて語った。 ふかわは8月19日、自身の公式X(旧ツイッター)を更新し、「本日、50歳になりました。芸能生活30年。R-1グランプリに挑戦します!」と出場を宣言し、話題を集めていた。 ふかわは“あるある”ネタ「小心物克服講座」で知られているが、パーソナリティーの「ナイツ」塙宣之から「やる内容はそんなに変わらないんですもんね」とR-1について振られると、「いろいろ試してるんです」と打ち明けた。 「元々やっぱり“あるある”ネタとか一言ネタみたいなイメージがあるから、あんまり離れすぎちゃうとそこの乖離(かいり)が見てる側が埋められないまま4分過ぎちゃうこともあるけど、あの延長線上っぽいものをやったり、全然違うコントラストのあるようなもの、いろいろ試して今は」と話した。 塙が「逆に緊張しますね。1回戦何するのかって期待もするし。ハードルもちょっとなんか、みんな“ふかわさん出るんだ”って見るから。なんか“あるある”ネタやってほしいっていう気持ちもあるけど、なんだろうってなりますよね」と語ると、ふかわは「でもやっぱ同じ人間だから、あるあるの種はあるワケですよ。それを育てた結果こう4分のネタになるっていう感じかな」とのプランを語った。 「見せ方、表現の仕方はいろいろあるけれども、出発点は」と強調した。 また「せめて2回戦ぐらいまで行きたいんだけど。1回戦はあまりにもね」と控え目な目標を口に。「もう笑えないじゃない。やっぱりこんだけいろんなラジオ呼んでいただいたり、取材受けたりしてどうしても聞かれるのでね。答えるわけ、それ皆さんの目に留まるわけで。それで1回戦敗退はさすがに痛すぎるから。2か3(回戦)ぐらいがまだね。途中敗退で面白いのはそこら辺だよね」と続けると、ナイツからは「優勝目指してくださいよ」とのツッコミが入っていた。 それでも「そこはね、R-1っていうチャレンジできる場があることは凄く感謝してるんだけれども、そこをゴールにするのはちょっと違うなと思ってて」とふかわ。「そこで完全燃焼したくないから、例えばその先に単独ライブっていうのを今までやったことないからその先に単独ライブがあり、これを2年に1回なのか分からないですけど、その一つの節目としてR-1グランプリがあるっていう。決してゴールにしてはいけないなと思っているので」と述べた。