渡辺監督の”後任”は…?西武の監督候補に挙がる大物(5)18年ぶりの“指揮官復帰”も!?
2024年シーズンは、パ・リーグ最下位に沈んだ埼玉西武ライオンズ。そんな中、指揮官の渡辺久信監督代行が今季限りでの退任を表明した。今季90敗以上を喫したチームを、次は誰が率いるのか。後任候補の人選に注目が集まっている。そこで今回は、西武の次期監督候補をピックアップする。
伊東勤
投打:右投右打 身長/体重:181cm/84kg 生年月日:1962年8月29日 経歴:熊本工 - 所沢高 ドラフト:1981年ドラフト1位 現役時代は西武ライオンズ一筋でプレーし、正捕手としてチームの黄金期を築いた伊東勤。一軍での監督経験もあり、候補に挙がる1人だ。 伊東は、1981年ドラフト1位で西武に入団。ルーキーイヤーから出場機会を得ると、1994年には開幕戦で逆転サヨナラ満塁本塁打を放った。 さらに、持ち前の堅守を活かし、1996年から1998年にかけては捕手のパ・リーグ記録となる1263連続守備機会無失策を記録。通算でゴールデングラブ賞11回、ベストナイン10回に輝いた。 現役時代にリーグ優勝14回、日本一8回を経験した伊東は、2003年に現役を引退。翌2004年からは西武の監督に就任した。 すると、就任1年目でリーグ優勝を果たし、中日ドラゴンズとの日本シリーズも制して日本一を達成。現役時代のみでなく、監督としても日本一に輝いた。 2007年限りで退任すると、2013年からは千葉ロッテマリーンズの監督に就任。5年間でチームを3回クライマックスシリーズ(CS)進出に導くなど、低迷していたチームを躍進させた。 2019年には中日のヘッドコーチに就任し、昨年からは社会人クラブチームの「ARC九州」で総監督を務めている。
ベースボールチャンネル編集部