織田裕二と柳葉敏郎“不仲説”真相 「事件は会議室で起きてるんじゃない」の後に起きたコト
俳優の織田裕二(56)主演映画「踊る大捜査線 N.E.W.」は2026年公開予定と発表になった。同シリーズではかねて織田と元警察幹部の室井慎次を演じる柳葉敏郎(63)との不仲説がささやかれていたが、真相は――。 【写真】「踊る大捜査線」の撮影をする織田裕二 「N.E.W.」のティザービジュアルが5日、公開された。織田が演じる警察官の青島俊作がトレードマークのグリーンのコートを着て、右手を口元に当てるようなショットだ。 今年に入り踊る捜査線シリーズの12年ぶりの新作として、青島ではなく室井を描いた映画2部作「室井慎次 敗れざる者」(10月)、「室井慎次 生き続ける者」(11月)が公開されたことで、織田と柳葉の〝不仲説〟や〝共演NG説〟が再燃。ただ「生き続ける者」に織田はサプライズ出演しており、これらは打ち消されていた。 もっとも、踊るシリーズの制作サイドからすれば不仲説はとうにネタとして扱われ、信じる者は皆無だった。制作サイドは織田と柳葉について、時に撮影現場で意見が対立して周囲がピリピリするほど作品に真剣に取り組むビジネスパートナーとみている。両者はプライベートで交友があるわけではないが、織田が撮影中にジョークを飛ばし、柳葉が笑ったシーンは今も語り草だという。 フジテレビ系ドラマ「踊る大捜査線」(1997年)のヒット後、劇場版第1弾として制作された映画「踊る大捜査線 THE MOVIE」(98年)でのことだった。 劇中で青島(織田)は「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」の名言を放った後、犯人が潜む団地の一室に踏み込んだ。そこで犯人の母親に背後から包丁で刺され大量に出血。血を流しながら、室井(柳葉)に肩を担がれて救急車で搬送されるシーンがある。フジ関係者の話。 「織田さんはこのシーンの撮影でカットがかかった直後、『こんなに出血したら死んじゃうよ』と笑い飛ばしています。柳葉さんも思わず苦笑い。このやり取りはもちろん劇中では使われなかったけど、織田さんのジョークに柳葉さんが笑って応じたとして関係者の間で語り継がれています。こういったやり取りがあったから、不仲説はネタでした」 今後の焦点は「N.E.W.」に柳葉や女優の深津絵里(51)らが主要キャストとして出演したり、カメオ出演したりするかどうかだ。ファンの期待は高まるばかりだ。
東スポWEB