延岡の山下新天街で「延山祭」 延岡星雲高生が企画、にぎわい創出の一歩に
延岡星雲高校(延岡市牧町)の2年生が中心となり企画したイベント「延山祭(えんさんさい)」が11月9日・10日、延岡の山下新天街で行われた。(日向経済新聞) 【写真】今山八幡宮の参道を使った肝試しも 同高フロンティア科2年の5人が探究活動の授業でし、かつて延岡一番の繁華街だった「山下新天街」ににぎわいを取り戻す一歩になることを目的に企画した。中心メンバーの一人、柏木那奈実さんは「7月から本格的に準備を進めてきた。子どもから高齢者まで自由に参加できる文化祭にしようと企画した」と話し、「実際にどのような感じになるか想像がつかなかったが、初日を迎え皆さんが楽しんでいる様子がとてもうれしい」とも。同メンバーの谷川陽菜(はるな)さんは「ボランティアの人もたくさん来てくれ、交流できた」と話す。 入場者が手形を模造紙に押し、タペストリーを作る「手形アート」や、今山八幡宮の参道を使った「ドキドキ肝試し」、「延岡人の得意自慢大会」「叫べ!キッズの主張」などの催しのほか、地元のキッチンカーが出店するなどして同祭を盛り上げた。
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