声優・津田健次郎が〝原点回帰〟の夢を語る「実写の長編を撮りたい」
声優の津田健次郎(53)が27日、都内で行われた「第53回ベストドレッサー賞2024」授賞式に登壇した。 芸能部門を受賞した津田はオールブラックのスーツで登場。「あまりこういう賞に縁のない人生だと思っていたんですが、歴史のある賞を受賞させていただけることになってうれしいです」と喜びを表した。 学生時代は映画監督を目指していたという津田は「何を撮っていいかわかんなくて、そこからしばらくもやもやと過ごしていたんですが、いい加減に何かやらないといけないなと思い、舞台の養成所を受けたら受かりまして。面白くてハマった」と役者への道を回想。そして「一番最初は舞台。なかなか食えず苦労してた中、アニメーションのオーディションが来ました。声優経験ゼロのまま、ありがたいことに受かりまして、そこから声優の仕事がつながった」と自身の活動を振り返った。 声の仕事のみならず、俳優としてドラマや映画でも活躍する津田は「実写の長編を撮っていきたい」と構想を明かし「10年ぐらいプロットを書いたり消したりしている企画がある。暗めの、でもちゃんとエンターテインメントしてるような。そういう作品をやってみたい」と夢を語った。また「ジャンルもどんどん広がって、たくさんのことをやらせていただいて。〝演じる〟という仕事をとにかくやっていきたい。芝居というのはいくらやっても難しくて、面白くて深いなと改めて思います。さらにいろんな活動ができたら」と抱負を述べた。
東スポWEB