みんなで“ホラ活”しませんか!? 怖いもの好きがおすすめする「こわ~いエンタメ」
いつの時代でも怖さは人を魅了する…… ホラー映画ブーム年表
’70年代:世界的なオカルト・ブーム到来 『エクソシスト』( ’73年)の少女がブリッジして階段を駆け下りる姿に震撼! 『サスペリア』( ’77年)の“決してひとりでは見ないでください”というキャッチコピーも話題に。 ’80年代前期:スプラッター・ホラー、悪魔系がブームに 『13日の金曜日』( ’80年)がシリーズ化。 『死霊のはらわた』( ’81年)をはじめ 『死霊』シリーズが続々登場。 『シャイニング』( ’80年) 『ポルターガイスト』( ’82年) 『遊星からの物体X』( ’82年) 『エルム街の悪夢』( ’84年)(実はジョニー・デップも出演)が大ヒット。
’80年代後期~’90年代前期:沈静期 『ザ・フライ』( ’86年) 『ビートルジュース』( ’88年) 『チャイルド・プレイ』( ’88年)などのヒット作も。 ’90年代後期~’00年代前期:Jホラーが世界を席巻! 『スクリーム』( ’96年)シリーズや『ラストサマー』( ’97年)など学園ホラーが大ヒット!
『CURE』( ’97年)で黒沢清監督が世界で注目される。 『リング』( ’98年) 『らせん』( ’98年)、『呪怨』( ’99年)などJホラーが大ブームに。 『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』( ’99年)が世界中で大ヒット。 タイの『the EYE アイ』( ’02年)や韓国の『箪笥』( ’03年)などアジアン・ホラーも存在感を強める。 『ソウ』( ’04年)が大ヒット、シリーズは7作まで広がる。 ’00年代後期:沈静期 『パラノーマル・アクティビティ』( ’07年)が超低予算にもかかわらず大ヒット、シリーズ化。
2010年代前期:再びブームの足音が近づいてくる 『パージ』( ’13年)がシリーズ化。 『イット・フォローズ』( ’14年)も大ヒット。 『死霊館』( ’13年)シリーズは『アナベル』を含む10作まで広がる。 2010年代後期~2020年代前期:ブーム再び。ホラー新時代に突入! 『ドント・ブリーズ』( ’16年) 『IT/イット“それ”が見えたら、終わり』( ’17年) 『クワイエット・プレイス』( ’18年) 【A24】や【ブラムハウス】製作の知的で洗練された作品が台頭。中でもジョーダン・ピール監督の『ゲット・アウト』( ’17年)、『アス』( ’19年)や、アリ・アスター監督の『ヘレディタリー/継承』( ’18年)、『ミッドサマー』( ’19年)などは賞レースにも絡む。 『M3GAN/ミーガン』( ’23年) 邦画では『犬鳴村』( ’20年)など村シリーズ、『変な家』( ’24年)が大ヒット。 台湾ホラー『呪詛』( ’22年)も大きな話題に。 Staff Credit イラストレーション/SAWAMI 取材・原文/折田千鶴子 こちらは2024年LEE10月号(9/6発売)「今また大ブーム!「こわ~いエンタメ」」に掲載の記事です。 ※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。