犯罪の瞬間を防犯カメラが捉える/無人店舗で万引き被害/警察が窃盗事件として捜査
この店舗では、再三、犯行の瞬間を防犯カメラが捉えていました。12月6日、浦添市の無人店舗で万引きの被害があり、警察は、窃盗事件として捜査しています。 フードを頭までかぶった長身の人物が店内を物色して商品を両手いっぱいに抱え、そのまま支払いをせずに店から出ていきました。 濱元晋一郎記者は「24時間あいている無人店舗を狙った卑劣な犯行の瞬間を防犯カメラがとらえていました」と伝えました。 店によりますと12月6日の午前3時すぎ来店した人物が、パンやコーヒー、キャンドルなど5つの商品を盗んだということです。 店の管理者は「黒いパーカーを深くかぶっていて、カメラに映っているのをわかっていて、顔は隠したいみたいな感じに見えました」と話しました。 万引きの被害にあったのは、浦添市にある24時間営業の無人店舗で県内の飲食店などの珍しいスイーツや総菜から雑貨まで、様々なものを扱っています。 店の管理者は「夜中にコンビニ以外のスイーツを買って、友達とワイワイしたりとか、総菜とかも買っていただいたり、それを楽しんでいただくために開けているお店です。本当に悲しいですね」と話しました。 オープンして3年目となり、扱う商品を徐々に増やし利用者の要望に対応していた矢先の万引き被害に、店の管理者は頭を抱えます。 店の管理者は「就労支援の人が作ったキャンドルも預かっているので、わたしたちもそれが売れた後に支払いをしていて、その人たちの頑張った商品を盗るということが本当に許せない、ほかのところでもやらないようにきのう被害届を出していますので、早く捕まってほしい」と話しました。 この店では、過去にも万引き被害に遭い、通報を受けた警察が男女を検挙していて、今回も窃盗事件として捜査しているということです。