超満員だったのは? Jリーグ収容率ランキング28位。J2時代よりも良い!? 絶好調でファンもノンストレス
2024シーズンの明治安田生命Jリーグは全日程を終えた。スタジアムの盛り上がりを知る上で観客動員数は重要な指標だが、収容可能人数に対してどのくらい埋まったかというのも大事だ。スタジアムを満員にしたのはどのクラブか。今回は、2024シーズンにおけるJ1からJ3までの各クラブのリーグ戦収容率を計算。スタジアムを熱気で満たしたクラブを、ランキング形式で順位ごとに紹介する。
28位:大宮アルディージャ 本拠地:NACK5スタジアム大宮(15,491人収容) 平均入場者数:7,472人 平均収容率:48.2% 圧倒的な強さで今季のJ3を制した大宮アルディージャのスタジアム収容率は48.2%となった。J2を戦った昨季よりも数字が上がっているのは、特筆すべき点と言えるだろう。 J2で低迷した昨季、観客数が10,000人以上を記録したのはわずか2試合だったが、今季はJ3かつ地理的に近いクラブがそれほど多くない中で、4試合に増加した。J2昇格がかかった第32節の福島ユナイテッドFC戦では11,274人(収容率72.8%)がスタジアムに足を運んでいる。 大宮は今季、ほとんどの時期を首位で過ごした。サポーターにとってもストレスの少ない試合が続いており、試合を観に行く楽しみは昨季よりあったはずだ。チームの好調ぶりが集客数と収容率に安定感をもたらした点は否めない。 NACK5スタジアムの収容可能人数は15,491人。実際に収容できるのはもっと少ない(緩衝地帯などを設けるため)が、福島戦のようにJ3の試合でもほぼ満員の状態にすることが出来るのは、大宮が作ってきた歴史の大きさを物語っている。 2025年はJ2での戦いになることに加え、チーム名やエンブレムも変更となるなど、新たな歴史を刻むことになる大宮。様々な意味で注目度は今季以上になることが予想され、収容率も大幅アップを狙えるだろう。
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