ゴミ処理施設に“秘密基地” 40代職員2人を処分 奈良・桜井市
日テレNEWS NNN
ゴミ処理施設の一部をまるで秘密基地のように改造し、職員2人が処分されました。 ◇ 奈良県桜井市のゴミ処理施設の駐車場。地面にある茶色のフタの下に「ピット」と呼ばれるスペースがあります。潜って下から車両の整備などを行う場所で、桜井市も以前は使っていたといいますが、いつの間にか勝手に改造されていたのです。 幅が約2m、奥行き約4m、高さ約1m20cmのスペースです。床や壁には段ボールが張られ、毛布や延長コード、扇風機まで持ち込まれて、まるで“秘密基地”のようです。 桜井市役所によると、「ピット」に私物を持ち込んだのは40代の男性職員2人です。去年春頃から、昼休みなどに休憩スペースとして使っていたといいます。 液晶テレビも持ち込んでいましたが… 桜井市役所環境部長 「本人たちはアンテナがないので映らないと。なんで持ち込んだのか、あれなんですけど」 40代の職員2人は「自分たち専用の休憩スペースがほしかった」と話し、今は反省しているといいます。 桜井市役所環境部長 「いい大人がなにしてんねんと。ほんまにお恥ずかしい話で大変申し訳ございません。信頼回復に今後努めていきたい」 職員2人には、停職2か月の処分が下されたということです。