オランダでFWが育ってこない…… 2026W杯へ頼れるのはブラジルで復調した30歳のデパイだ「メンフィスを呼び戻す必要がある」
ザークツィーもマンUでは伸び悩み気味
現在のオランダ代表はリヴァプールDFフィルジル・ファン・ダイクを筆頭に、センターバックにタレントが勢揃いしている。その一方で、攻撃陣はやや小粒だ。ここは数年前と真逆と言えるかもしれない。 アヤックスFWブライアン・ブロビー、マンチェスター・ユナイテッドへ移籍したFWジョシュア・ザークツィーの世代が育ってほしいところだが、まだ両者とも代表のエースと呼べる領域には達していない。 2026年のワールドカップ出場へ、やはり頼れるのはベテラン選手か。アヤックスで5ゴールを挙げている32歳の大型FWボウト・ベグホルスト、そして移籍したブラジルのコリンチャンスでリーグ戦11試合で7ゴールの成績を残した30歳のFWメンフィス・デパイもまだまだ忘れてはならない。 特にデパイの復調はポジティブだ。今夏に欧州を離れたデパイにはピークを過ぎたとの印象もあり、オランダ代表でも今夏のEURO2024を最後にメンバー外が続いていた。しかしコリンチャンスでのパフォーマンスから、デパイを代表に呼び戻すべきとの声が強まっている。 オランダ『Soccernews』によると、オランダ人記者のバレンティン・ドリーセン氏は「デパイはゴールを決められる。しかしオランダの他のストライカーたちはゴールを決めない。ブロビーではなく、ベグホルストでもなく、ザークツィーでもない。メンフィスを呼び戻す必要があるよ」とコメントしている。 デパイはオランダ代表で通算46ゴールを決めている絶対的な存在でもある。1年半後のワールドカップへどこまで状態を上げられるか未知数なところもあるが、他のオランダ人FWたちの現状を考えればデパイの力が必要か。
構成/ザ・ワールド編集部
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