【MLB】引き続き大物FA選手の獲得を狙うブルージェイズ 3人のスラッガーに興味 投手補強も検討か
ブルージェイズはここ2年間で大谷翔平、フアン・ソト、コービン・バーンズ、マックス・フリードといった大物FA選手の獲得に挑戦したものの、ことごとく失敗に終わっている。しかし、ブラディミール・ゲレーロJr.とボー・ビシェットがFA前の最終年を迎える2025年シーズンをこのまま迎えるわけにはいかない。両スター選手とともにポストシーズンの舞台へ進むために、戦力アップが求められており、引き続き大物FA選手の獲得を狙っているようだ。 【特集】2024年オフシーズンの移籍情報まとめ ブルージェイズが獲得に興味を示しているのは、アンソニー・サンタンデール、アレックス・ブレグマン、そしてピート・アロンソという3人の強打者だ。昨季オリオールズで44本塁打を放ったサンタンデールに対しては、すでに正式な契約オファーを提示したことが報じられている。また、米全国紙「USA Today」のボブ・ナイチンゲール記者によると、ブルージェイズはブレグマンに対して「最も強い関心」を示しているチームだという。 さらに、メッツからFAとなり、ここまで市場で売れ残っているアロンソに対しても、ブルージェイズは興味を示しているようだ。ゲレーロJr.とはポジションが被ってしまうが、DHにアロンソを置くことを考えているのだろう。ブルージェイズはゲレーロJr.との契約延長を目指しているが、球団の提示額と選手の希望額には大きな開きがあることが報じられており、ゲレーロJr.を来季以降も引き留められるかは不透明。アロンソを獲得すれば、ゲレーロJr.流出に備えた保険にもなる。 また、ブルージェイズは打線の補強と並行して、投手補強も目指しているようだ。米公式サイト「MLB.com」のマーク・フェインサンド記者は、ブルージェイズがジャック・フラハティに興味を示していることを報じており、「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者によると、ブルージェイズはカルロス・エステベスの動向もチェックしているという。なかなか意中の選手を射止められないブルージェイズだが、シーズン開幕までに戦力アップを実現することはできるだろうか。