【巨人】阿部監督の信頼揺らがず「今後も8回ケラー、9回バルドナードで」 バルドナードの暴投には「カーンでも取れないボールだった」
◇プロ野球セ・リーグ 巨人3x-2広島(28日、東京ドーム) 巨人は首位・広島との延長戦をサヨナラ勝ちで制しました。 【画像】丸佳浩選手のサヨナラHRに喜ぶ巨人 2-1と1点リードの8回、マウンドには2番手・ケラー投手が上がります。27日のDeNA戦で宮崎敏郎選手にサヨナラホームランを打たれたケラー投手でしたが、この回は得点圏にランナーを背負いながらも広島打線を無失点に抑え、前日のリベンジを果たします。 阿部慎之助監督も「ケラーは(DeNA戦で)サヨナラを打たれたけど、今日は果敢に投げてくれた」と称賛。 9回には守護神・バルドナード投手がマウンドに上がりますが、2アウト3塁から制球が乱れると、キャッチャーの岸田行倫選手も捕球できず。バッテリーエラーで同点を許しました。 阿部監督はバルドナード投手について「バルも魔が差したのか、カーン(サッカーの元ドイツ代表GK)でも取れないボールだった。必死の中でのことなので、次は抑えてくれると思います」とユーモアを交えてコメントしました。 8回、9回を任せる助っ人2投手が2試合連続で失点を喫しましたが、「これからも変わらず8回はケラー、9回はバルでいこうと思います」と阿部監督の2投手への信頼は揺らがないようです。