家のお風呂を「ジェットバス」にリフォームしたい! 「改装費用」はどれくらい?
お風呂は1日の疲れを取るための大事な時間です。そんなくつろげる空間にお金をかけたいと思っている人も多いでしょう。お風呂のリフォームには浴槽を広くしたり、肩湯が出る機能を搭載したりとさまざまです。その中でも、ジェットバスは誰もが憧れるのではないでしょうか。 今回の記事では、家のお風呂をジェットバスにした場合の値段などを詳しく紹介します。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
お風呂のリフォームにかける金額
お風呂のリフォームといってもピンからキリまであり、変更する場所やものによって金額は異なります。 TOTO株式会社の調査によると、2024年7月下旬時点で浴室リフォームの価格分布は、50万円以下が104件、50万円~100万円以下が2530件、100万円~150万円以下が2404件、150万円~200万円以下が991件、200万円以上が473件でした。では、それぞれの金額でどのようなリフォームができるのか、具体例を表1で紹介します。 表1
※TOTO株式会社「浴室(お風呂・ユニットバス)リフォームの費用相場」を基に筆者作成 表1は実例を参考にしたものなので、使用する材料や素材などによって金額は変わる点にご留意ください。
ジェットバスの種類と費用
ジェットバスには種類があり、それぞれの工事内容で費用が異なります。まずはどのような種類があるのかを解説していきます。 ■取り付け式 取り付け式は吸盤などを浴槽に取り付けてジェットバスにするもので、充電式とコード式の2種類があります。浴槽内に取り付けるだけなので、費用は大きくかからず、工事も不要なのがメリットです。しかし、本格的なジェットバスと比べると泡の出方や勢いが違うため、物足りなさを感じる可能性があります。費用は約1万円~3万円です。 ■マット式 マット式は浴槽にマットを敷くことで気泡を発生させることができます。きちんと浴槽に合ったサイズを選択すれば、ジェットバスを楽しめるでしょう。取り付け式よりも浴槽全体に気泡が広がるため、よりジェットバスを楽しめるといわれています。費用は約1万円~3万円です。 ■組み立て式 組み立て式はジェットバス機能が備わったバスタブを組み立てて使用するものです。庭やベランダなどでの使用や、折り畳んでキャンプや旅行に持っていくことも可能です。費用は約10万円~200万円と、取り付け式やマット式と比べると高くなる傾向があるようです。