YOU、ダウンタウンとの初対面は「地獄です」 かまいたちも戦慄「怖すぎるやろ」
タレントYOU(60)が2日深夜放送のMBSテレビ「かまいたちの知らんけど」(土曜深夜0時28分=関西ローカル)に出演。ダウンタウンとの出会いについて語った。 スカウトされて芸能界入りし、モデルや歌手として活動していたYOUは、1990年にダウンタウンがパーソナリティーを務めていたラジオ番組「MBSヤングタウン木曜日」のアシスタントを務めることになった。 YOUは、「『おもしろいダウンタウンの人とラジオだ、イエーイ』って出かけて、地獄です…。しゃべってくれなかったです。8週間ぐらい…」と切り出した。 当時のダウンタウンは20代で、「大阪弁だし、半分何言ってるか分かんないし。(口を)挟める隙間がなかったです、素人が…。(メンバーは)ダウンタウンさん、私、今田(耕司)さん。今田さんも挟めなかった。(今田も)まだ20歳、21歳ぐらい。もう誰もしゃべれない」と、ダウンタウンに圧倒され、YOUと今田が何も話せなかったことを明かした。 これには、山内健司(43)が「どんなラジオなん、それ…」と驚いた。そして、さらにYOUが続けた。 「『きょうから新しいアシスタントのYOUさんです』みたいなの、あると思ってるじゃない? (ダウンタウンは)20分しても、30分しても、CMに入ってもこっちも見ないし、でもスタッフさんとは『アッハッハ』って(談笑していた)。30分目ぐらいに、脈絡もなく『すみません、自己紹介してもいいですか?』って言ったら、浜田さんが『チッ、したらええやん』って。大きな舌打ちを初めてされたんです」 YOUが明かした初回出演時のやりとりの様子に、濱家隆一(40)は「怖すぎるやろ、浜田さん…」と戦慄(せんりつ)した。 そんな状況へのストレスもあり、YOUが「(出演して)6週目ぐらいから血尿が出まして。胃潰瘍。木曜の生放送だったんで、水曜からおなかが痛くて。その頃にやっとしゃべってくれるようになって」と打ち明けると、濱家は「血尿出て一人前や…」と壮絶さに驚愕(きょうがく)。YOUは「ダウンタウンさん以外の人はみんな優しく見えました。今もですけど」と笑った。 あらためて、濱家が「(ラジオの最初の)8週はなんやったんですか?」と問うと、YOUは「おふたりもお若いし、おふたりとも人見知りじゃないですか。松本さんなんて特に。何か悪意とかよりも、他の人間なんていらないくらい面白いわけで。構成としては(アシスタントが)いるんですけど、別に『どうだい?』なんて聞くような意味もないし」と、自分なりの2人についての解釈を語った。 そんな期間を経て、8週目 以降からは番組内でも楽しく会話ができるようになり、YOUは「背中を見るようになって、(ダウンタウンが)一番面白いと思っていたので。そこからはかわいがっていただけるようになった」と振り返った。 ただ、若き日はとがっていたダウンタウンも年齢を重ねて丸くなり、現在では周囲への態度にも変化が。濱家が「今の浜田さんとか見たら『ウソつけ!』って思うんですか?」と聞くと、YOUは「(番組収録の前に)楽屋にいるじゃないですか。そしたら若い子が『おはようございまーす!』って言うと、(浜田が)『おうっ!』とか言うんですよ。私が舌打ちしています。『いいわね、あなた。うらやましいわ』って言います」と笑わせていた。