「北陸-関東一戦みどころ」両チームの投手陣が「リベンジ」を誓ってマウンドへ【大会6日目第4試合】
第106回全国高校野球選手権大会6日目となる12日の第4試合は、北陸(福井)と関東一(東東京)の対決となった。2年連続出場の北陸と、春夏連続出場の関東一。互いに「リベンジ」に燃える投手陣が勝敗のカギを握りそうだ。 【一覧】甲子園注目選手リスト 北陸の竹田 海士投手(3年)は昨年春夏と甲子園でマウンドを経験した。夏は優勝した慶應義塾(神奈川)相手に先発4回途中7失点(自責4)と苦い思い出しかない。「もう一度、夏の聖地のマウンドに」と、この夏、福井大会を勝ち抜いてきた。井黒 晃佑投手(3年)との「2枚右腕コンビ」を武器に、この夏の甲子園でチームに1992年以来、32年ぶりの勝利をもたらす。 関東一は今センバツに出場するも、八戸学院光星(青森)に延長11回タイブレークの末に敗れた。登板した坂井 遼投手(3年)、畠中 鉄心投手(3年)が「忘れ物」を取りに、夏の甲子園に戻ってきた。完投能力がある2人が成長した姿を夏甲子園で見せ、ベスト8入りした2019年以来となる夏甲子園勝利を手にする。