首都高速「みなとみらい出入口」前の横断歩道封鎖の社会実験 渋滞緩和に運転手「歓迎」も歩行者「不便」の声も…専門家は歩道橋の有効活用を推奨
「横断歩道が多いとバスやタクシーなどの遅延原因に」
青井キャスター: 横浜市の取り組みどう思いますか? SPキャスターパックン: 事故防止とか渋滞解消はとても大事なことなんですけど、歩道橋だけになると歩行者にとって大変ですね。幸いにここにはエレベーターがありますから、足腰悪い方も使いますけれども、待ち時間が長いでしょう。結果が、楽しみです。 青井キャスター: 横浜市は現在の所、渋滞が緩和されていると感じていて、実験終了後に検証するとしています。交通環境に詳しい西山敏樹准教授に横断歩道のデメリットを聞きました。 東京都市大学・西山敏樹准教授: 横断歩道がたくさんあると、バスやタクシーやトラックの遅延が起きてしまう。信号をつけてゼブラゾーン(導流帯)を設置することはやりたくない。 青井キャスター: 高速道路入り口付近の横断歩道は、今後、全国的にどうなっていくのでしょうか。 東京都市大学・西山敏樹准教授: 一般論では幹線道路沿いは極力歩道橋ですね。色々な人が使えるようにエレベーターをつけたりスロープで自転車が登れるようにしたり、何らかの対応をして、みんなが動けるようにする方が普通の流れ。 青井キャスター: 事故を減らすためにも、極力歩行者に不便にならないようにしながら、良い方向に進んで欲しいと思います。 (「イット!」11月7日放送より)
イット!