【バスケ】B1千葉Jがスーパー高校生、瀬川琉久の加入を正式発表、東山高3年、U18日本代表
バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)千葉Jは4日、U18日本代表の司令塔、瀬川琉久(りく、18=京都・東山高)が入団すると発表した。22歳以下の特別指定選手枠でプロ契約を結んだ。 Bリーグ選手の大半は大学経由でプロの道に進む中で、高校3年の瀬川は前例が少ないプロ直行を決めた。世代ナンバーワンのポイントガードで、昨夏には東山を全国高校総体(インターハイ)優勝に導いた。身長184センチの司令塔はハンドリング能力やジャンプシュートの精度に定評がある。世代別日本代表でも主力として活躍し、昨秋のU18アジアカップではベスト8進出に貢献した。 昨年末のウインターカップ(全国高校選手権)では渡辺伶音(福岡大大濠)、十返翔里(東京・八王子学園八王子)とともに「ビッグ3」として注目された。静岡・藤枝明誠との準々決勝では40得点、16リバウンドを挙げて劇的逆転勝利を演出。4強入りの原動力となった。 Bリーグは26年秋から「Bプレミア」を頂点とする新カテゴリーを再編。同年1月には初のドラフト会議を実施する。 B1千葉Jは20-21年シーズンにリーグ制覇し、天皇杯5度優勝の強豪。昨季まで米NBAでプレーしたパリ五輪日本代表の渡辺雄太や、同代表主将で司令塔の富樫勇樹らスター選手が所属する。 ◆瀬川琉久(せがわ・りく)2006年(平18)8月14日生まれ、兵庫県出身。小学1年からバスケを始める。神戸市立本山南中で全国大会優勝。東山高では1年から主力として活躍し、24年夏には全国高校総体(インターハイ)制覇に導いた。同年秋のU18アジアカップでは司令塔として8強入りに貢献。ポジションはポイントガード。184センチ、80キロ