「女の子は『紳士でカッコいい』と口を揃える」…《海に眠るダイヤモンド》主演・神木隆之介の「芸能界一の隠れモテ男伝説」
「朝ドラと同じ土俵で戦った」
今年最後の「日曜劇場」が幕を閉じた。 10月27日からおよそ2ヵ月に及んで放送された『海に眠るダイヤモンド』。 【一覧】「令和最高の女優ランキング50」1位長澤まさみ、最下位はまさかの… 長崎県・端島に実在した軍艦島を題材にした本作は、脚本・野木亜紀子、監督・塚原あゆ子、プロデューサー・新井順子が担当。3人はドラマ『アンナチュラル』『MIU404』や映画『ラストマイル』など数々のヒット作を生み出したゴールデントリオとして知られる。 炭鉱業で栄え、かつては東京を超えるほどの人口密度を誇った軍艦島。ドラマでは島に生きた人々の栄枯盛衰が描かれている。 「今回の作品はドラマ関係者の間で軒並み評判が高かった。最大の理由は実際に存在した島を舞台としている点。実在したテーマを扱う場合、ドラマとはいえ、史実を無視して物語を作ればハレーションが起きる。 とりわけ軍艦島は2015年に世界文化遺産に認定されるなど日本の歴史認識を語るうえで欠かせない場所。安易に手を出せば大炎上してしまう可能性がある題材で、ストーリーを作るうえでも大きな制約がかかる。いわばNHKの朝ドラや大河ドラマと同じ土俵です。そういう意味でも民放ドラマの新たな境地に挑んだ意欲作だったと思います」(テレビ局関係者)
視聴率低迷の理由
しかし、大作と呼ばれる一方で思うように伸びなかったのが視聴率だ。第1話では11%台を記録したが、第2話では9.3%まで下落。つづく3話以降も7%台から脱せず、低迷が続いた。 「当初、第2話の放送は10月27日を予定していましたが、衆院選挙の投開票と重なり1週延期となりました。ドラマ視聴者は序盤の放送を様子見し、回を追うか決める。仕方がない事情だが、固定客をつけたい連続ドラマからすると手痛い空白期間だった(TBS関係者) それでも第7話では8%台へと浮上し、巻き返しの兆しを見せた。 そんなドラマの主役を演じたのが神木隆之介(31)だ。ドラマでは炭鉱所の外勤として働く主人公・荒木鉄平役を熱演。ドラマ関係者は「荒木はまさに神木さんそのもののキャラだ」と語る。 「神木さんは子役上がりもあって、誰にでも礼儀正しい。芸能生活も来年で30年というベテラン俳優です。スタッフ受けは業界でも指折り。そのうえフレンドリーな性格で、自ら冗談も言ってくるので神木さんがいると現場も明るくなる。まさに今回の鉄平のうりふたつ。作品のオファーが多いのも納得です」 それは私生活でも同様だという。知人が語る。