『光る君へ』次回予告。「殿がなぜまひろさんをご存じなのですか」と正妻・倫子が道長に問う。一方、当のまひろは父・為時の元を離れる覚悟を決めて…
◆『光る君へ』次週予告 現在放送中の吉高由里子さん主演・大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。第31回の「月の下で」が8月18日に放送。その最後に流れた第32回「誰がために書く」の予告が話題になっています。 6年前の夜の会話を皆の前で披露した道長。まひろが目をきょろきょろさせるのも当然、その夜は…視聴者「当の娘の前で(笑)」「そりゃそうなる」「いとと乙丸の切ない顔よ」 *以下、第31回の「月の下で」の放送内容と次週予告のネタバレを含みます。 ●「月の下で」あらすじ ある日突然、道長(柄本佑さん)がまひろを訪ねてくる。 道長はまひろに、一条天皇(塩野瑛久さん)に入内するも、相手にされず寂しく暮らす娘・彰子(見上愛さん)を慰めるために物語を書いてほしいと頼み込む。 しかし、真の目的は…。 一方、宮中では年下の斉信(金田哲さん)に出世で先をこされた公任(町田啓太さん)が参内しなくなってしまった。 事態を案じた斉信が公任の屋敷を訪ねてみると、思いがけない人物と遭遇しーーといった話が描かれました。
◆次週予告 *以下、本編直後に流れた次週予告 館の中をともに歩く道長とその正室・倫子(黒木華さん)。 倫子の「殿がなぜまひろさんをご存じなのですか」との声が流れる。 「おとりでございますか?」とたずねるまひろ。対して「そうだ」と即答する道長。 「心の内とは裏腹であろう」との藤原公任(町田啓太さん)の声を背景に、公任、藤原斉信(金田哲さん)、藤原行成(渡辺大知さん)の三人が深刻な顔で歩みを進める。 「帝の御代は長くは続くまい」と力強く述べる居貞親王(木村達成さん)。 燃え広がる炎から逃げる様子を見せる一条天皇と中宮彰子。 朝廷の貴族たちを前に、藤原伊周(三浦翔平さん)が「譲られよ」と言い放つ。
◆「では、いってまいります」 まじないのようなものを唱える安倍晴明の従者・須麻流 (DAIKIさん)。 馬にまたがり道を急ぐ道長。 「死にまする」と誰かに告げる安倍晴明(ユースケ・サンタマリアさん)。 公任と斉信たちを前に「従二位、正二位」と自らの役職を誇示する実資(秋山竜次さん)。 泣きながら「姫様…」と伝える乙丸(矢部太郎さん)。対して「大げさだなあ」とまひろの弟・惟規 (高杉真宙さん)。 「では、いってまいります」と涙を浮かべるまひろの前には、同じく涙を浮かべた父・為時 (岸谷五朗)の姿がーー。 大河ドラマ「光る君へ」の主人公は平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性である紫式部。 彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。 脚本は大石静さんが担当しています。
「婦人公論.jp」編集部
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