【写真：Getty Images】

　大谷翔平選手や山本由伸選手が所属するロサンゼルス・ドジャースは、優勝をかけたワールドシリーズでニューヨーク・ヤンキースと対戦している。そのヤンキースが大谷の人気にあやかり、大谷を含むドジャースのグッズをチームストアで販売しているようだ。異例の出来事であると、米メディア『ピンストライプス・ネイション』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　ドジャースは第1戦で6-3の勝利をおさめると、山本が先発登板した第2戦も4-2で制した。さらに、敵地のヤンキースタジアムに移った第3戦も4-2の勝利をおさめ、ドジャースが先に3勝をして、世界一へ王手の状況となった。この間、MLBの視聴率も好調を維持して、第2戦ではポストシーズンの平均視聴率の史上最多を更新している。 　そして、日本でも大谷や山本の活躍に注目が集まっているが、その人気にヤンキースが便乗する動きを見せたようだ。同メディアによると、ヤンキースのチームストアではワールドシリーズ期間中、大谷のユニフォームを含むドジャースのグッズが販売されているという。これには同メディアも「予想外の展開」と驚きつつ、「ドジャースがヤンキースタジアムで優勝する可能性が高まっている中、同スタジアムでドジャースのグッズを販売するという決定は、今後も議論を巻き起こし続けるだろう。大谷の魅力とドジャースのマーケティング力は否定できないが、ヤンキースの豊富なスター選手のラインナップと実績を考えると、ライバルのグッズ販売を優先すべきかどうか、一部のファンは疑問視している」と報じた。