米、ロシアの北朝鮮製ミサイル使用確認 残骸画像を分析
Phil Stewart [ワシントン 30日 ロイター] - 米国はロシアがウクライナ戦争で北朝鮮のミサイルを使用したことを確認した。国防総省傘下の国防情報局(DIA)が残骸画像の分析結果を30日に公表した。 米国は昨年9月の両国首脳の会談後にロシアが北朝鮮から弾道ミサイルと砲弾を受け取ったとの見方を示していた。 DIAは北朝鮮国営メディアが公開した画像と、今年1月にウクライナのハリコフ地域で発見されたミサイルの残骸画像を比較。報告書で北朝鮮の固体燃料式短距離弾道ミサイルのさまざまな側面を示した。 DIAは声明で「ロシアがウクライナ戦争で北朝鮮製の弾道ミサイルを使用したことが分析で確認された。北朝鮮製ミサイルの残骸がウクライナの至る所で発見された」と述べた。 在ワシントンのロシア大使館とニューヨークの北朝鮮国連代表部は現時点でコメント要請に応じていない。