ゴードンミラーのキャンピングカーは快適な「動く書斎」だった
1800万円のキャンピングカーが誕生しました。 カー用品店の「オートバックスセブン」のガレージライフスタイルブランド「ゴードンミラー」がこの春発表した「GMLVAN G-01」は、まるで動く書斎。 【全画像をみる】ゴードンミラーのキャンピングカーは快適な「動く書斎」だった もしこの車を買ったら、どんなふうに使おうか…なんて妄想しながら体験してきました。
もはや書斎な車内空間
印象的だったのが、車内の生活空間としてのクオリティの高さ。 「このモデルの肝になっている」というのが、5,100Whの大型バッテリー。最大出力1,500Wと、標準装備の6畳用のクーラーと36Lの冷蔵庫のほか、ドライヤーなど高出力製品も使えるパワフルなバッテリーです。エアコンはバッテリーで「11時間つけっぱなしで持つ」とのこと。さらに、走行しながら蓄電できるという高性能っぷり。 そして、AC100Vコンセント、USB typeA、USB typeCも揃っていて、それが助手席裏側、冷蔵庫横のカウンター、バックドア横…といった具合に分散されています。 大容量のバッテリーといい、どこでも電源に繋ぎやすいことといい、車内での電源の確保は心配なさそうです。 そして、生活空間として大切なのが居心地の良さ。他ではなかなか感じないこの温かみは、天然木のアカシア素材から。 実際にシートに座ってみると、シートの肌触りが最高。この「ウルトラスエード®」という素材は、G-01専用に開発したオリジナルシートカバー(フロント、リア)らしく、耐久性に優れ、水性の液体や汚れに強いのだとか。
リア部分はベッド、ソファ…とフレキシブル
ウルトラスエード®の素材に横になれたら最高なのに…と思っていたら、リアシートとリアベンチはなんとソファ、テーブル、ベッドモードに展開可能。車内両サイドのベンチを広げると、リアシート含め最大7人が座れる空間に(乗車定員は最大4名)。 ベンチの背もたれと肘掛けを両サイドのベンチに渡すように設置するとベッドになるのです。ベッドはD222cm×W100cmと一人で眠るにはゆとりのあるサイズ感です。 マットレスいらずでささっとベッドを展開できるので手間も少ないし、何より寝具の荷物が少なくできる分車内スペースが生まれるのは、この車の大きなメリットだと思いました。