J3降格の群馬、シーズン途中就任の武藤覚監督の退任を発表「責任を感じています」
ザスパ群馬は11日、今シーズン限りで武藤覚監督が退任することを発表した。 1976年4月22日生まれの武藤監督は現在48歳。筑波大学や横浜F・マリノス、FIFAワールドカップ南アフリカ2010に臨んだ日本代表などで、コーチやテクニカルスタッフを歴任した後、2022年にザスパ群馬のヘッドコーチに着任した。そして今年5月からは、大槻毅前監督の後任として就任したものの、当時最下位に低迷していたチームを浮上させることはできず。指揮を取ったJ2の23試合で、2勝6分15敗。2017シーズン以来7年ぶりとなるJ3降格となった。 武藤監督は、今シーズン限りでの退任に伴い、クラブ公式サイトにてコメントを残している。 「いつもご支援いただいているパートナー企業の皆様、試合の運営のサポートをしていただいているボランティアスタッフの皆様、素晴らしいピッチを用意していただいているグラウンドキーパーの方々、そしてクラブスタッフ、育成、普及スタッフの皆様を含め、クラブに関わる全ての方々に支えていただいたことを大変感謝しております。シーズンの途中から監督という立場で仕事をさせていただきましたが、勝点を積み上げられずに、残留という目標を達成することができなかったこと、ホームゲームでもなかなか勝てないシーズンになってしまったことに責任を感じています。皆様のご期待に応えることができず、大変申し訳なく思っております。どんな状況でも最後まで一戦一戦しっかりと準備し、試合に臨んでくれた選手、スタッフには感謝しています」 「また、シーズンを通してなかなか勝利を届けることができない中でも、たくさんのご声援をいただき選手の背中を押してもらい、最後まで共に戦ってくれたファン、サポーターの皆様には本当に感謝しかありません。これからも引き続きたくさんのご声援の程よろしくお願いいたします。最後に、ザスパ群馬のこれからの発展と躍進を祈っております。ヘッドコーチの時も含めて3年間、大変お世話になりました。ありがとうございました」
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