大谷翔平、再び単独トップ36号2ラン!8月不振もここからギア上げる ベッツ復帰で“MVPトリオ”復活の日に3試合ぶり一発
ドジャースの大谷翔平が現地時間8月12日(日本時間13日)、敵地でのブルワーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。5回無死一塁の第3打席で3試合ぶりとなる36号2ランを左翼席へ放った。飛距離129メートル、打球速度172.2キロ、角度36度の逆方向への一発となり、本塁打争いで再びリーグ単独トップに立った。 【動画】「40-40」へ前進!大谷翔平が逆方向へ36号アーチを放つシーン 相手先発はフレディ・ペラルタで、試合前まで7勝6敗、防御率4.02の成績。大谷との過去の対戦は3打席で3四死球だった。 初回の第1打席で大谷は中直に倒れた。3回一死三塁の第2打席は二ゴロに終わり、打点を挙げることはできなかった。 この日から、左手に死球を受けて骨折していたムーキー・ベッツが「2番・右翼」で先発復帰した。これで3番のフレディ・フリーマンとの“MVPトリオ”がついに復活した。そのベッツは3回の第2打席で左翼席へ6月6日以来となる先制2ランを放っている。 大谷は前日の本拠地でのパイレーツ戦では、6回に10打席ぶりの安打となる右翼線への三塁打を放って出塁。しかし、得点圏では4打席凡退に終わり、打率は.298となって、4月5日(同6日)以来4か月ぶりに3割を切ってしまった。また、試合前まで35本塁打はリーグトップタイ、83打点はリーグ2位、盗塁はリーグ3位の32個となっていた。 8月は9試合で打率.179と不振だが、ここからギアを上げていきたいところ。シーズン48本塁打、43盗塁ペースで「40-40」は射程内となっており、その先の「45-45」の可能性もある。さらにトリプルスリー、三冠王への期待もかかる。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]