「天皇に学歴の箔はいらない」悠仁さまの“東大進学説”で前代未聞の反対署名活動の異常事態
デヴィ夫人が行った署名活動
悠仁さまがどの大学に進学されるかは、わからないが、実は皇族に対する署名活動は過去にも行われていた。 「'11年、現在の天皇陛下が皇太子だったころ、タレントのデヴィ夫人が“皇太子の位を秋篠宮さまに譲る”ための署名活動を行ったことがありました。 当時、雅子さまは体調が安定せず、皇室の祭祀をほとんど休んでおられ、また、不登校ぎみだった愛子さまのため“付き添い登校”をなさっていた時期でもありました。デヴィ夫人は、そうした雅子さまのお振る舞いが“皇太子妃としてふさわしくない”と指摘し、署名活動を始めたのです」(前出・皇室ジャーナリスト、以下同) この署名には多数の賛同の声が集まった。 「この署名は瞬く間に拡散されました。そして、“正論”“よくぞ言ってくれた”など、ネット上では同意のコメントが寄せられることに。当時は、“秋篠宮さまを未来の天皇に”という意見が称賛されるほど、秋篠宮家は国民からの支持を得ていました。当時の皇太子ご一家は雅子さまの体調不良や愛子さまの不登校などが重なり、世間からは冷たい眼差しが向けられた時期でした」 しかし、秋篠宮家の長女・子さんの結婚騒動以降、事態は一変している。 「現在の秋篠宮ご一家は一挙手一投足が注目され、少しでも落ち度があればバッシングされるような状況にあります。一方、雅子さまは努力と工夫を重ねながら、ご自身の体調と向き合っていくことで、以前よりお出ましの機会が増え、国民からの支持を得られています。 また、愛子さまも'22年3月に行われた成年会見でのご立派なお姿が話題となり、今では“愛子さまを天皇に”との声が上がるほど国民から愛されています。悠仁さまも成年を迎えられ、露出の機会が増えれば、秋篠宮家が国民から高い支持を得る可能性も大いにあり得ます」 デヴィ夫人騒動に巻き込まれた天皇ご一家同様、秋篠宮家も巻き返しはあるか─。 山下晋司 皇室解説者。23年間の宮内庁勤務の後、出版社役員を経て独立。書籍やテレビ番組の監修、執筆、講演などを行っている