霧島が圧倒、琴ノ若に12勝3敗 二所ノ関一門の連合稽古
大相撲春場所(10日初日・エディオンアリーナ大阪)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が5日、大阪府松原市の佐渡ケ嶽部屋で行われ、時津風一門から連日参加の大関霧島が新大関琴ノ若を12勝3敗と圧倒した。2場所ぶり3度目の優勝へ好調をアピールし「他の3大関には負けたくない。誰が先に上へいくか、そこでも負けられない」と言葉に力を込めた。 新大関とは15番続けて取り、出し投げから頭をつけて寄り切る内容が多かった。胸が合っても土俵際で体を入れ替えるなど、動きの良さが光った。小結錦木や幕内隆の勝らも相手に計24番で「やっと調子が戻ってきた。自分から攻められた」と納得顔だった。