大雅がチャンヒョン・リーを破りK-1王座から7年ぶりとなるベルト獲得「正真正銘の世界で1番になる」【RISE175】
「RISE175」(1月14日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISEスーパーフェザー級(-60kg)タイトルマッチ」で挑戦者の大雅(TRY HARD GYM)が王者チャンヒョン・リー(韓国/RAON)を3-0の判定で破り、悲願のRISE王座を獲得した。リーは3度目の防衛戦だった。 大雅は2017年2月には「K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座」を獲得しており、これでK-1とRISEという国内の主要団体で王座を獲得したことになる。大雅は2018年2月にK-1を離脱し、その後はRISEとRIZINを主戦場に戦うも3連敗を2度記録するなど一時低迷。しかし2021年11月の梅野源治からの勝利をきっかけに1分けを挟み5連勝と復活し、RISEスーパーフェザー級のランキングも2位に押し上げていた。タイトル戦はK-1時代の2017年に卜部弘嵩に挑戦して王座を奪取した試合以来、実に7年ぶりだった。
1R、オーソドックスの構えのリーとサウスポーの大雅。圧をかけてパンチを連打のリー。大雅は左インローからパンチを放つ。前に出るリーに大雅が左ストレート。これで大きく吹っ飛ばされるリー。大雅はバックブローから右フックの追撃でリーがぐらり。リーが圧をかけてパンチもかわす大雅。大雅は左インロー。それでも前に出るリー。リーはガードの上から左右のフック。大雅は左ハイ、右フック、左ストレートを的確に当てていく。オープンスコアは3者とも10-9で大雅。 2R、いきなり仕掛けるリー。リーが左右のボディー。大雅はテンカオ、左ボディー。リーはパンチの連打、右ロー。大雅は左インロー。リーが左右のボディー、大雅も右ボディー。リーの圧は止まらない。大雅は足を使って回りながら右フック。リーのローに大雅が左ストレート。それでも前に出るリーに大雅がカウンターの左ストレート。大雅はリーのパンチをガードしてカウンターで左を当てる。しかしリーは下がらず圧をかけ続ける。スコアは2名がイーブン、1人が10-9で大雅。
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