スーパー高校生、落合晃が男子800mでV「世界で戦っていける選手に」 日本選手権/陸上
陸上・日本選手権最終日(30日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)男子800メートル決勝が行われ、予選でU20日本記録(1分46秒54)を出した落合晃(こう、滋賀学園高3年)が1分46秒56で初優勝した。パリ五輪の参加標準記録(1分44秒70)を目指して前半からハイペースで突っ込み、そのまま日本記録保持者(1分45秒75)の川元奨(スズキ)らを寄せ付けない独走で2019年のクレイアーロン竜波(神奈川・相洋高)以来となる高校生での日本王者に。中距離界の新星は「パリ五輪参加標準タイムを狙うと決めていたので(突破できず)悔しさがあるが、(勝てて)素直に嬉しい。自分で行くと自信を持って行ってラストで勝ち切れたのは、自信というか嬉しいというか。日本だけでなく世界で戦っていける選手になりたい」と語った。