PURE-J無差別級王者の中森華子が、イラつく挑戦者・夏美もちを完全に踏みつぶす
カンに障る相手を完全に踏みつぶす。6月16日に、東京都内の「新木場1stRING」で、7度目の防衛戦に臨むPURE-J認定無差別級王者の中森華子(35)が12日、東京・江東区のデイリースポーツを訪れ、夏実もち(プロミネンス)=(37)=退治を誓った。 【写真】パワフルに右こぶしを突き出す中森華子 今回が初のシングル対決となるが昨年、自らが保持してデイリースポーツ認定女子タッグを奪われた因縁の相手だ。「もちは試合をみても、マイクパフォーマンスの姿をみてもとにかくイラっとする存在。今回、防衛すれば自分が持っている、6度の最多防衛記録更新となるし、たたきつぶすつもりで挑戦者に指名した」と、息巻いた。 だが、憎さだけでもちを挑戦者に選んだわけではない。すべてはエースとして「彼女はデスマッチもするし、ウチの選手には足りない部分を持っていると思う。戦うことで間違いなくみんなも刺激を受ける」と、団体を活性化させる手段ととらえている。 8月11日には団体設立7周年となる後楽園ホール大会が待ち受けている。「今回、防衛して後楽園ではファンが待ち望む挑戦者を公募したい。ここで立ち止まるわけにはいかない」。PURE-Jの絶対王者が、もちをたいらげる。