タスマンは韓国やオーストラリアなどで販売される予定だ。北米市場への導入は未定。

韓流ピックアップトラックに注目！ 【写真を見る】新型タスマンの全貌（27枚）

ガソリンとディーゼルを用意

10月29日、韓国のキアは、新型「タスマン」を発表した。 新型タスマンはブランド初のピックアップトラックだ。ボディ・オン・フレーム構造を採用し、足まわりはフロントがダブルウィッシュボーン式で、リヤがリジッドアクスル式だ。 搭載するパワーユニットは、2.5リッターガソリンエンジンおよび2.2リッターディーゼルターボエンジンで、トランスミッションは8ATがスタンダードで、地域によっては6MTも用意される。駆動方式はベースグレードが後輪駆動で、そのほかのグレードは4WDとなる。 荷台はアクセス性を高めるべく、リヤバンパーにサイドステップを組み込んだ。オプションで、ラダーラック、スポーツバーなど多種多様なアイテムを用意する。 インテリアは、左右対称のダッシュボードデザイン。メーターとインフォテインメント用の液晶パネルは12.3インチだ。Apple CarPlayとAndroid Autoにも対応する。オーディオは8スピーカーのHarman/Kardonも用意した。 センターコンソールは、収納スペースにくわえテーブルも備え利便性を高める。リヤシートもリクライニングし、下部には小物入れも設けた。 オフロードに特化した「X-Pro」グレードも用意。専用の17インチアルミホイールに、オールテレインタイヤを履く。電子ロック式リヤディファレンシャルと専用ドライブモードも搭載する。 新型タスマンは2025年前半に韓国で発売予定だ。