ブルーズの永田虹歩がNZ女子『スーパーラグビー・アウピキ』決勝のメンバー入り
◆ブラックファーンズのメンバーがずらりと並ぶ決勝メンバーに永田の名前も。 決勝のメンバー発表があった。ホームのブルーズの先発メンバーにはブラックファーンズ(女子NZ代表)の選手が10人名を連ねた。ベンチにも2人の代表経験者が控える充実ぶりだ。 豪華なメンバーの中に混じって16番に永田の名前もある。 前週のパフォーマンスでインパクトを残している。接戦が予想される決勝でも、後半途中から起用される可能性も高い。 チーフスのメンバーに目を向けると、12人のブラックファーンズが先発メンバーに入った。ベンチにも3人が控えるほどこちらも充実したメンバーだ。 主力のケガからの復帰もあり、齊藤のメンバー入りはならなかった。 試合を重ねるごとに勢いが増したブルーズの攻撃力は、決勝でも見られるだろうか。 昨年までの課題のディフェンスは、今季は改善傾向があり、決勝はブルーズのディフェンスがカギとなりそうだ。 一方のチーフスは、終盤に2連敗。その敗因は、スクラム、ラインアウトのセットピースでプレッシャーを受けていたことだった。 ラインアウトの核のLOチェルシー・ブレムナーがケガから復帰、HOルカ・コナーも決勝に間に合った。2人の復帰がセットピースの改善に繋がれば勝機が見えてくるか。 両軍とも、サイズのあるフロントローの突進が得点源になっている。それらを止められるどうかも勝負のカギとなる。 そしてハンパない決定力を持つWTBが両軍とも14番を付けてプレーする。ブルーズは、ケイトリン・ヴァハァコロ、チーフスは、ルビ・トゥイ。この2人にどれだけボールが供給されるかが最大の注目になりそう。 豪華なメンバーを見てもわかるように、激戦になる事は間違いないだろう。 どちらが勝つのか全く予想がつかない。ワクワクする! (文:松尾智規)