狙い目の銘柄を見抜くには? 「優待株投資」の基本知識
「優待株投資」の よくある落とし穴
優待株投資に意外とよくある失敗が「優待を受けるために必要な株数」や「どれだけ保有すればどのくらい優待がグレードアップするか」を勘違いして投資してしまうという事例です。 100株から優待が受けられる銘柄が主流ではありますが、中には「最低500株から」という銘柄もありますので、そこは注意が必要でしょう。 また、先述の通り、最近では桐谷広人氏を通じて優待株投資を知った、という方も増えました。それ自体は歓迎したいことなのですが、優待株投資そのものは、桐谷氏のような巨額の資産を築くためのものではなく、もっと堅実な投資法。 リスクを承知で大きく資産を増やしたいという方には、他の投資法をおすすめしたいと思います。 【竹内弘樹(たけうち・ひろき)】 ライフパートナーズ(株)代表取締役。1978年、愛知県出身。岐阜大学農学部を卒業後、大手食品メーカーに入社。その後FPの資格を取得して独立し、株式投資初心者でもわかる投資情報サイト「やさしい株のはじめ方」を立ち上げる。瞬く間に人気サイトへ成長し、現在のアクセス数は延べ1,000万人超。その他の運営サイトとして「楽しい株主優待&配当」「やさしいIPO株のはじめ方」などがある。
竹内弘樹(ライフパートナーズ(株)代表取締役)