大胆露出からトゲトゲまで創造性爆発 2025年春夏ロンドンダイジェスト
今シーズンのテーマは「Day-to-day Life」。日々の暮らしに目を向ける大切さを投げかけるため、彼女が選んだのは日常靴として多くの人に親しまれている「クラークス オリジナルズ(CLARKS ORIGINALS)」と「クロックス(CROCS)」。2社の協力を得て素材を集め、メンズシューズの「クラークス」はハイヒールにし、「クロックス」はサボ風にするなど、それぞれの素材を解体して、異なる文脈に落とし込んで新たな命を吹き込みます。
会場のモデルたちは、アームレストに寄りかかりながらゆっくり動く演出で、「ところで何でアームレストなの?」と聞くと、「骨折した時に強制的に休まざるを得ない状況になるでしょう。あれをイメージしたの」とアンクタ。結構強引でした。日本ではヌビアン(NUBIAN)などで取り扱いがあるそうです。
現代版の英国女性戦士にあさぎーにょ大興奮
中国出身デザイナーの「ユハン ワン(YUHAN WANG)」は、とっても愛らしい女性戦士たちを見せてくれました。会場はイギリス兵士の戦争の歴史を展示する軍事遺産センターです。壁には、兵士が戦う様子の絵画が飾られています。そんな空間に登場したのは、レースやリボン、立体的な花といったモチーフをふんだんに使った“バレエコア“スタイルに、大きなボクシンググローブやヘッドギアを装着したモデルたち。ボクシンググローブやヘッドギアまでもレースで覆われていてとってもキュート。今みんなが夢中の“バレエコア“やスポーツ要素をミックスする“ブロケットコア“を、パワフルにアップデートしてくれました。
会場にはファッションインフルエンサーのあさぎーにょさんが来場していました。ショー中、私の前に座ったあさぎーにょさんからはあふれんばかりの笑顔が絶えません。スタート前に、「今日の衣装のポイントは?」という質問に答えていただいていましたが、ショー終了後には「やっぱりこの興奮を語りたいんですけど、撮り直してもらっていいですか?」と自ら声をかけてくださり、ショーの感想を語ってくれました。その動画がこちら。