万博から新たに2か国が撤退「アルゼンチン」「ニウエ」 一方で「バルバドス」「シエラレオネ」の参加を発表
MBSニュース
大阪・関西万博からアルゼンチンとニウエの2か国が撤退することがわかりました。 (自見英子万博担当大臣)「ニウエとアルゼンチンが万博への不参加を表明した」 6月21日に明らかにされたアルゼンチンとニウエの大阪・関西万博からの撤退。関係者によりますと、撤退理由について、アルゼンチンは急激な物価上昇などで国内の財政状況が厳しいと説明。ニウエは準備のための人員確保が難しいなどと説明しているということです。これで万博から撤退するのは、メキシコ・エストニア・ロシアを入れて、計5か国となります。 また自見大臣は新たにバルバドスとシエラレオネの万博参加を発表しました。 一方、参加国が自前でのパビリオン「タイプA」の建設を断念した際に備えて、博覧会協会が9棟建設している簡易型の「タイプX」について、現在移行が決まっているのはブラジル・アンゴラ・トルコの3か国のみで、残る6棟は利用する国が決まっていない状況です。 関係者によりますと、タイプXの建設費用は1棟あたり数億円~10億円程度で、利用する国が負担することになっていますが、利用国が決まらない場合は協会が最大で数十億円を負担する可能性があるということです。協会幹部は「2350億円の会場整備費の中で対応可能だ」としています。
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