闇バイトは「ダメ、ゼッタイ」 栃木県警が啓発動画コンテスト 最優秀は江幡さん
若者が「闇バイト」に関わるのを防ごうと、栃木県警は19日、県警本部で県内の専門学校生と高校生を対象とした啓発動画コンテストの審査会を開いた。8作品を審査し、宇都宮メディア・アーツ専門学校の江幡心夏(えばたここな)さんが制作した「闇バイトの恐ろしさ」を最優秀賞に選んだ。 【動画】闇バイト防止へ啓発動画コンテスト 栃木県内の専門学校生と高校生が制作 コンテストは、交流サイト(SNS)などで強盗や特殊詐欺事件などの実行役を募る「闇バイト」に関わらないよう、若者目線の映像で啓発する狙い。4回目の今年は実写やアニメなどの作品を審査し、最優秀賞と優秀賞の計3点を選出した。 最優秀賞は、手軽に大金を稼ぎたいと考えた若者が「物を運ぶだけで5万」とうたった闇バイトに応募し、数カ月後に警察官から事情を聴かれることになり「手軽に稼げるは危険」などと訴える内容。県警は受賞作品を広報啓発活動で活用する。